本アプリの開発にあたり、御団体が複数社を比較しながら、どの補助金・助成金を活用できるかをご検討中と伺っております。本資料は、その選定を当社および連携する補助金の専門パートナーがお手伝いするためのものです。御団体の状況(NPO法人・収益事業なし/自己負担は抑えたい/夏〜秋に申請したい)に照らして、相性の良い制度を絞り込み、進め方をご提案します。
非営利・収益事業を行っていないため、売上増・付加価値向上などの収益要件がある補助金は不向き。福祉・障害者支援系の助成が適します。
収益事業がなく大きな持ち出しは難しいため、補助を受けた後の実費が100万円以下に収まる制度を優先します。
いま(2026年夏)〜秋にかけて申請できる制度を優先。締切が冬〜春の制度は今回は見送り、または来年度候補とします。
情報アクセシビリティ・視覚障がい者支援・福祉機器/アプリ開発に理解のある制度を選びます。
実費(自己負担)は「開発費 − 補助額」です。396万円の案件で実費を100万円以下にするには、補助率が概ね3/4以上、またはスコープ(対象範囲)を助成上限に合わせて調整する必要があります。
| 補助率/助成 | 補助額 | 実費(自己負担) | 100万以下 |
|---|---|---|---|
| 1/2 | 198万円 | 198万円 | × |
| 2/3 | 264万円 | 132万円 | × |
| 80%(自己負担20%) | 約317万円 | 約79万円 | ○ |
| 3/4 | 297万円 | 99万円 | ○ |
| 定額(上限200万を満額)+スコープ調整 | 〜200万円 | 対象範囲しだいで圧縮可 | △〜○ |
4条件(NPO可/実費100万以下/夏〜秋公募/テーマ適合)で評価した結果です。◎=有力/△=工夫すれば可/×=今回は条件外。
| 制度 | 2026 公募時期 | 上限・補助 | NPO可 | 実費100万↓ | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 洲崎福祉財団 上期・一般助成 |
7/1〜8/15 公募中 |
定額 上限200万 (その他区分) |
◯ | △ | 障害者福祉の活動が対象で熊本=西日本エリア対象。「その他」に「相談支援システムの開発導入・Web作成」を例示=アプリ開発費が対象になり得る。上限200万のため、対象スコープを絞れば実費を大きく圧縮可能。今まさに公募中で最速。 |
| 日本財団 通常募集「公益・福祉」 |
例年10月 (秋) |
最大80% (自己負担20%) |
◯ | ◎ | 障害者・社会的弱者支援がど真ん中。助成率80%なら396万でも実費 約79万で条件を単独で満たす。申請は例年10月=秋公募で、来年度事業として無理がない。対象経費にシステム/アプリ開発費が含まれるかは要確認。 |
| (参考)NICT 情報バリアフリー役務提供事業推進助成金 |
例年2〜3月 | 上限1,500〜 2,000万 補助率1/2(2/3) |
要確認 | × | テーマ適合は最高で金額枠も大きいが、締切が冬・補助率1/2〜2/3=実費132〜198万で今回条件(夏秋・実費100万↓)に不適。大型で一括を狙う場合の来年度候補として別枠で検討。 |
| (参考)情報アクセシビリティ推進基金 | 1月 (今期終了) |
上限100万 | 要確認 | × | テーマは合うが上限100万で開発費全額は不可、初回公募で継続も未定。他制度の補完としてのみ。 |
秋(10月)募集の日本財団「公益・福祉」に、396万円の開発を事業として申請。採択されれば約317万円が助成、実費は約79万円。来年度事業として申請時期・スケジュールとも整合します。対象経費にシステム開発費が含まれるかを事前確認します。
今夏公募中(〜8/15)の洲崎福祉財団に、アプリのコア機能(読み取り・再生・登録など 約200万円規模)を対象として申請。上限200万を満額に近く受けられればその範囲の実費はほぼゼロ。残りの機能・磨き込みは翌年度に別制度(日本財団やNICT等)で拡張する段階導入です。まず動くものを早く作りたい場合に有効。
洲崎(夏・定額)+日本財団や別の福祉財団(秋)など、対象経費・対象期間が重複しない形で複数制度を組み合わせ、合計の補助額を積み上げる方法。各制度の「他助成との併用可否」を確認したうえで設計します。