補助金・助成金 活用のご説明資料
視覚障がい者向け FeliCa 音声ガイドアプリ開発
補助金・助成金の活用について
NPO法人テクたまご 様 / 作成:株式会社ピースフラットシステム / 2026年7月7日
ご参考:御見積 税込 4,444,000円 ・ 開発工数 約6ヶ月(要件定義 約2ヶ月 / 開発 約3ヶ月 / テスト 約2ヶ月)
1本資料の目的
本アプリ開発を、どの補助金・助成金で実施できるかの見立てを整理した資料です。制度の要件・金額・締切は毎年度変わるため、実際の申請時は各制度の最新の公募要領でのご確認が前提となります。
2前提(この案件の特徴)
NPO法人(非営利)
福祉・視覚障がい者支援
成果物は無料公開
開発費 約444万円
財源は助成金頼み
この「NPO × 福祉 × 無料公開」という性格上、一般企業向けの補助金よりも、福祉系の助成金が適しています。採択条件(自己負担割合・外部委託割合など)により、契約・スケジュールが変動します。
3本命の助成金(適合度が高い)
| 制度 | 適合度 | ポイント・注意 |
WAM助成 (社会福祉振興助成事業/福祉医療機構) |
◎ |
NPOの福祉事業が主対象。開発・普及も対象になり得て、100〜500万円規模と合致。NPOに最も自然な選択肢。 |
民間財団の福祉助成 (日本財団 ほか) |
◎ |
既存の電子教材事業で実績のあるチャネル。障害者支援・機器開発に助成、無料頒布とも親和。申請は年1〜2回に限られる点に注意。 |
厚生労働省 障害者自立支援機器等開発促進事業 |
◯〜◎ |
障害者向け機器・アプリの「開発」を支援する事業でテーマが直結。当事者(視覚障がい者)の評価参加・成果報告が要件化されやすい。 |
熊本県・熊本市の 福祉/NPO向け助成 |
◯ |
地元制度。地域内事業者要件・年度内完了・予算枠の早期終了に注意。上記の補完として。 |
4今回は不向きな制度
NPO・スクラッチ開発と相性が悪く、対象外となる可能性が高いものです。
| 制度 | 判定 | 理由 |
| IT導入補助金 |
× |
登録済みの既製ITツール導入が前提。フルスクラッチの受託開発は対象外となる可能性が高い。 |
| 小規模事業者持続化補助金 |
× |
対象は小規模「事業者」。NPO法人は基本的に対象外。 |
| ものづくり補助金 |
△ |
年度によりNPOも対象になるが、付加価値額の向上など収益前提の要件が、無収益のNPOには合いにくい。 |
5御見積金額(444万円)との関係・注意点
- 申請目標100〜500万円に金額はぴったり収まる。
- 多くの助成金には委託費(外注費)の割合上限や自己負担割合の条件があり、444万円全額を外部委託に充てられない場合がある(要確認)。
- 見積の要件定義(約2ヶ月)・テスト(約2ヶ月)は、助成対象経費に含められるかを制度ごとに確認が必要(開発費のみ対象の制度もある)。
- 多くの制度は単年度・後払い(精算)・実績報告あり。福祉系は当事者評価・アクセシビリティ準拠が条件になることがある。
6進め方(ご提案)
- 本命は「WAM助成」または「日本財団などの福祉財団助成」。テーマ・NPO・金額規模のすべてが合致する。
- 開発テーマの主旨が強い、厚生労働省の障害者機器開発事業も並行候補とする。
- 制度が決まると対象経費・納期・必須機能(当事者評価等)が変わるため、見積は開発費を軸に、要件定義・テストの扱いを制度に合わせて調整できる形にしておく。
- 補助金の適合判断・申請は、当社の補助金パートナーと連携して伴走支援が可能。
7次のアクション
- 先方が狙う制度の候補(WAM助成/日本財団ほか)を確認する。
- 候補制度の最新公募要領で、対象経費・委託費上限・申請時期・必須要件を確認する。
- 採択条件に合わせて御見積の内訳(開発費・要件定義・テスト)を調整する。
※ 本資料の制度情報は一般的な傾向をまとめたものです。金額・要件・締切は年度ごとに変わるため、申請時は必ず各制度の最新の公募要領をご確認ください。